
インプラントは、世界各国のメーカーから数多く販売されています。
インプラント(人工歯根ともいいます)は、世界各国でおよそ100種類を超えるものが存在しているといわれています。
そのなかで、現在日本の歯科医療によく使用されている日本製のものを5種類、海外製のものを7種類紹介します。
スウェーデンの教授「ブローネマルク」は、ある日偶然に、純チタンと骨がとても結合しやすいこと(オッセオ・インテグレーションといいます)を発見し、これが現在の歯科インプラントの基礎の基となりました。その後1965年に臨床応用が開始され、日本国内においても1975年に(株)京セラ社が「サファイヤ」を原料として開発に着手し、臨床応用されました。
そして現在、日本ではさまざまな各医療メーカーが、独自の改良を加えた人工歯根を開発しています。
1.1回法、2回法どちらの手術法にも対応できるもの
2.表面性状の開発・改良し、骨との結合や歯肉との親和性を向上させたもの
3.見た目の良さ(審美性)を重要視したもの
4.手術において便利なよう、簡略性を追求したもの
5.どちらかというと補助的な使用を目的とする、直径の細いもの
人工歯根にネジが切られた形状をしており、人工歯根のルートタイプ(直径が先端にいくほど細くなる)とストレートタイプ(太さがそのまま)があります。
ネジのついていない円筒型の人工歯根で、手術は簡単でインプラントホールを作り槌で打ち込むだけですが、初期固定が弱く2回法に適しています。こちらも現在の形状の主流のひとつです。
板状のT字の型をし薄く幅が狭いので比較的骨幅の狭いところに使用することが可能です。
途中にいくつかの空洞部分がありますが、特徴はスクリュータイプとほぼ同じ形になっています。
この空洞部分に骨が侵入することで、高い結合力を可能とし、骨を削る量が少なくてすみますが、
空洞部分に強度がないため、空洞部で破折することが報告せれ、そのため現在ではあまり使用されていません。| 純チタン | 純チタンと骨の組織がよく結合することを発見。 (ブローネマルク教授によってオッセオ・インテグレーションが発見されたのが最初です。) |
|---|---|
| ハイドロキシアパタイト | 埋入後、早期に結合するという特徴がありますが、感染に弱いといわれています |
|
チタン表面に処理を 施したもの |
チタン表面に様々な処理を施したものが現在の主流です。 |
| チタンニッケル合金 | 骨との結合性は純チタンと比べると劣りますが、自由な形態に復元さることができる形状記憶の特性をもっています。 |
| 人工サファイア | 日本において初期のころ京セラが使用しました。 酸化アルミニウム(アルミナAL2O3) が成分です。オッセオ・インテグレーションは起こらないため現在は使用されていません。 |
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