1. 上顎の歯槽骨の上部(頬骨の奥)には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があります。
2. 上顎の奥歯の歯を失うと、上顎洞(サイナス)が拡大します。上顎においては歯槽骨側と上顎洞側から骨吸収が進行しインプラントをするには十分な骨がなくなってしまう場合が少なくありません。
3. そこでインプラントを入れるための骨が不足している所に、上顎洞の底部を押し上げ、そこに自家骨や骨補填材を入れることによって不足した骨を補う治療方法です。
4. これがサイナスリフトです。上顎洞底までの骨の厚みが5㎜以下と少なく、インプラントの固定が困難なケースに行われます。
5. 骨の生成には6~12ヶ月の期間が必要ですが、インプラントの適応を大きく拡げることができます。上顎洞底までの骨の厚みが5㎜以下と少なく、インプラントの固定が困難なケースに行われます。
6. 骨の生成には6~12ヶ月の期間が必要ですが、インプラントの適応を大きく拡げることができます。
サイナスリフトとボーングラフト(骨移植)について
歯が抜けて時間が経過すると、顎の骨が吸収(痩せる)して、インプラントを入れるスペースが不足することがあります。
特に上顎大臼歯部は上顎洞が接近しているため、歯が抜けると歯槽骨の吸収が起こり、上顎洞底までの骨の厚みがインプラントを入れるには十分といえないケースがしばしばあります。
そこで、上顎洞底にあるシュナイダー膜を持ち上げ、そこに作られた空間に自家骨移植を行い、骨を再生し、インプラントを埋入することが可能となりました。
また、前歯部においては唇側の骨が吸収(痩せる)して、インプラントを入れるには十分な骨の幅がないこともしばしばあります。
そこに、自家骨を移植し、骨の幅を増やしインプラントを埋入することも行われています。
以前は骨がやせているとインプラントができないケースでも、ボーングラフト(骨移植)をすることでインプラントが可能になるケースが増えました。
移植する骨は、自家骨や骨補填材が使用されます。
歯科における骨移植は、それほど大がかりなものではあリません。
移植する骨も本人の歯槽骨や顎の骨から調達する場合が多いので、手術の範囲も限られています。
ただ、ケースによっては、歯槽骨や顎の骨以外からも調達する場合があるので、担当の先生の説明を十分に聞いてください。
また、自家骨を取ってくることはせずに、人工の骨補填材などを使用する場合もあリます。
自家骨と骨補填材を混ぜて使用することもあります。












